バラ
お題の「いい会社を作りましょう」は長野県伊那市西春に本社を置く、伊那食品工業株式会社様の社是であります。

この伊那食品工業株式会社と言えば、様々な形でマスコミや書籍に取り上げられる超有名企業ですのでご存じの方も多いと思います。つい最近では、カンブリア宮殿なるテレビ番組に代表取締役会長の塚越 寛 氏が出演されその経営哲学を自らの言葉で語っておられました。

1958年の設立以来連続50年以上におよび増収増益を続けておられるとのことでした。

このことだけでもすごい会社ですが、注目されていることは全く違った会社経営の考え方、経営哲学にあるようです。

会社は本来、構成する人々の幸せの増大のためにあるべきであり、社員が精神的にも物質的にも、より一層の幸せを感じるような会社をつくる事と同時に、会社が永続することにより様々な分野においても社会に貢献出来ることを目的に掲げておらます。

したがって、50年以上連続の増収増益もその結果であって、売り上げや利益の大きさよりも、会社が常に輝きながら永続することが大切であると説いておらます。

少しばかり経営状況が悪くなると目先の数字的な効率を最優先させて、福利厚生費を抑える、社宅を廃止する、社員旅行を中止する、懇親会も中止するというようでは、会社が正しい方向には向かないと言い切っておられます。

単に経営上の数字が良いというだけでなく、会社をとりまくすべての人々が、「 いい会社だね 」 と実感でき、自分たちを含め、すべての人々をハッピーにするような会社を作りましょう。 と内外発信し、実践しておられる会社なのです。


このすばらしい会社のホームページには、江戸時代末期の篤農家であの有名な二宮尊徳翁の次のような言葉も掲載されています。

遠きをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す。
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
まして春まきて秋実る物においてをや。
故に富有なり。
近くをはかる物は 春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
植えずして刈り取る事のみ眼につく。 故に貧窮す。

この先哲の言葉は、塚越会長と社員方々の 「 本来あるべき姿 」 だと位置づけ、過去から確実にこれらの事を実行し、 そしてこれからも実行していくと宣言されておられます。



野口自動車と比すると、「月とすっぽん」の一語でありますが、身の程知らずの勝手な共感は強く感じています。

お客様に御満足を頂けるような対応が出来る為には、我々スタッフがこの会社で働くことに満足し、いささかでも誇りと自負を持つことが大切であると判ってはいます、何とか偉大な経営者の物真似から、理想に近づきたいと考えています。

また 塚越会長は、「利益は企業のうんこ」であるとユニークなことを言っておられます。

急に下世話になり、私にも理解しやすいかと思いましたが、その意味とは、健康な人間が体全体に十分栄養がいきわたり生き生きとした体からは健康な「うんこ」が出る様に、会社も良い商品とサービスをお客様に提供して頂いた適正な利潤を会社と社員全員に十分行き渡らせて、健全な会社から適量の「うんこ」すなわち利益が出る事が望ましいということでした。

われわれも、いい「うんこ」が適量出る様に頑張る所存であります。
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