バラ
最近の夏は毎年その厳しさを増しているように感じます。地球温暖化による地球気温の上昇に起因する、万人が感じる事象なのか? それとも私が年々歳をとり、暑さに対する抵抗力の低下なのかは定かではありませんが、今年の夏も私にとって酷暑と言うべきものでした。

特に今年は酷暑だけならまだしも気圧配置の異常から発生した台風が四国の南岸で円を書いて停滞し数日前の位置に戻ってきたことにも驚きましたが、その後ゆっくりと日本に上陸し紀伊半島を中心に甚大な被害を及ぼしたことは皆さん御承知の通りであります。

台風被害にあわれた被災者の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。

ありがたいことに季節が進み、10月に入ると、酷暑であった今年の夏も、すっかり退散した心地よい陽気となりました。いささか涼しいぐらいで、秋を通り越して晩秋の気配まで感じられるようです。今年は大きな天災が続き苦難の年となりましたが確実に季節は廻ってきます。

何があろうと、どんな時であろうと必ず廻ってくるこの有難い季節をもたらしているのが、地球が太陽の周りを回っている公転の軸と地球自身が自転している地軸との約23.4度の傾きである事は学校で習った記憶が思い出されます。

唐突ですがこの頃、NHKオンデマンドというインターネットサイトに月額900円ほどをお支払いして過去のNHK番組を視聴できるようになっています。テレビのようにパソコンで画像がサクサクと見られるようになり、YOU-TUBE世代の若い人からは当たり前だと言われそうですが、パソコンや通信環境の進化は早いものなんだと感心しています。

ちなみに、私のお気に入りはやはりNHKスペシャルや近年放送のBSプレミアムなる番組で繰り返し放送される宇宙の神秘と言ったジャンルが大好きです。

それらの番組で仕入れたネタで、先ほどの地軸の傾きのお話を少し続けますと、この地軸の傾きがあるからこそ、地球上では四季が存在し、そもそも地軸が傾いている原因は、主に太陽と木星による重力的な相互作用によるものだそうです。

地球と同様にお隣の惑星「火星」も地軸が傾いています。しかし、地球と火星の決定的な違いは、”地球の地軸はほぼ23°で安定している”という点です。これに対して火星の場合、この傾きが数十度の範囲で変化しています。この角度が1°ずれただけでも、その惑星の環境は劇的に変化してしまい生物が安定的に生息できなそうです。

この角度の維持に大きな役割を果たしているのが、なんと「お月さま」であるとのことでした。火星の場合、地球のお月さまのような大型衛星がないため、この傾きが変化してしまうらしいのです。実は地球が数万年周期で繰り返し経験してきた「氷河期」と「間氷期」の関係も地軸の傾きのわずかなブレが影響しているようです。

易わらない自然の摂理に感謝です。

これも、NHKオンデマンドで観たNHKスペシャルに「クニ子おばばと不思議の森」という番組がありました。エピソードは、宮崎県椎葉村の山奥に住む「おばば」こと椎葉クニ子さんは、毎夏、山に火を放ち「焼き畑」を作っています。毎年焼く場所を変えて少しずつ畑を作り、4年収穫したら森に返し、30年後に再び同じ畑に帰ってくる農法を63年間続けています。

その営みが森を若返らせる「かく乱」となり、おばばの森は、山菜やきのこであふれ、土の中の生き物と、命を循環させる仕組みを造っている。かつて日本人の多くが持っていた知恵を確実に巡る山の季節と同化して暮らすといったお話です。

ここでも易わらない季節の廻りと共に、遠い昔から易らない地道な暮らしがある事に感心をしていました。情報が飛び交い、科学技術が日進月歩の現代社会おいて、単調な毎日を送っていると変化に取り残されたような危機感を覚える現代ですが、易わらないことの重要性を再認識し、目前の日々の仕事を頑張らねばと思った次第であります。


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